空き家リノベーション
リノベーションでよみがえる。
増え続ける空き家を有効活用。
空き家の増加は、日本が抱える問題の一つです。
住宅・土地統計調査によると、2019年4月時点で、全住宅に占める空き家の割合(=空き家率)は13.55%で、過去最高の数値を記録しました。
管理不全の空き家は、防災、防犯、衛生、景観など様々な面でトラブルの原因となるため、大きな社会問題になりつつあります。
その一方で、最近では、空き家に新たな価値を見出して有効活用をするという動きも見られます。
立地に恵まれている空き家は、賃貸物件として非常に魅力的です。広い空き家をシェアハウスとして活用する例も。関連する法律も整備され始めています。
しかし、いずれの場合も、空き家をそのままの状態で使うのは現実的ではありません。
老朽箇所の修繕や設備リニューアルも含めたリノベーションを行い、住環境としての機能を高めて活用するのが一般的です。
パナソニックでは、空き家を魅力的な空間に変えるための様々な商品を取り揃えています。空き家を心地よい空間にして有効活用しましょう。
2015年2月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」。この法律では、「特定空家等」に指定された空き家に対して、除却、修繕、立木竹の伐採等の措置の助言または指導、勧告、命令を、さらに、要件が明確化された行政代執行の方法による強制執行が認められています。
これまでのように、家や土地を相続したまま放置することは難しくなりました。売却や修繕など、所有者が責任をもって管理することが求められます。
2016年8月には、住宅宿泊事業法(民泊新法)が施工され、曖昧なままだった民泊の法的な位置づけが明確になりました。
2019年7月時点で届出住宅数は17,000戸を超え、右肩上がりで増え続けています。空き家を修繕・改良し、趣のある民泊として再生するという民泊の新しい市場が形成されています。
住まいの機能を向上して、
住み心地の良い空間に。
古い家屋の質感を生かしながら、
快適性を向上。
築年数の古い家は、年月を経ることで獲得した風合いや温かみが魅力です。
リノベーションをする際は、この質感をうまく生かす方向で設備を検討しましょう。
たとえば、木の温かみが感じられる古民家のような空き家には、シーリングファンを。開放的でどこか懐かしさが感じられるお部屋の雰囲気に、ぴったりとマッチします。
インテリアのアクセントとしてはもちろん、冷暖房効率の向上など実用性も兼ね備えており、リノベーションの機会には選択肢に入れてみたい設備です。
また、照明器具は、シーリングライトを単体で設置するのではなく、ペンダントやスポットライトなど複数の器具を組み合わせて使いましょう。陰影のあるあかりの環境が、暮らしを豊かに彩ります。
このように、パナソニックは、リノベーション空間のインテリアにもしっかりとマッチする電材設備の商品をご用意しています。
細部にも気を配って、
こだわりの感じられる空間に。
空き家のリノベーションというと、やはり目につきやすい大きな設備や建材が優先項目となります。
もちろんそれも大切ですが、配線やスイッチといった一見目立ちにくい箇所も同様に重要です。細部にもしっかりとこだわることで、それぞれの住まいのテイストを踏まえた統一感のあるインテリアが完成します。
パナソニックのタンブラスイッチ「クラシックシリーズ」は、その名の通りクラシックテイストなお部屋にぴったりな商品です。ホーローの質感を再現したプレートもラインアップしており、DIYの家具やレトロな雑貨が並ぶ空間に違和感なく馴染みます。
長年愛されてきたデザインを踏襲したクラシックなスイッチで、こだわりのレトロスタイルを完成させましょう。
もう少しスタイリッシュなインテリアのお部屋には、新発売の配線器具「SO-STYLE(ソー・スタイル)」を。
直線を基調としたシンプルなデザインとマット仕上げで、器具自体の存在感は抑えて、上質な空間との調和を目指した配線器具です。
モノトーンがベースのミニマルなお部屋には、「SO-STYLE」をおすすめします。
このようにパナソニックでは、配線器具もインテリアの好みに合わせて選んでいただけるよう、様々なタイプの商品をラインアップしています。 毎日使うものだからこそ、妥協せずにお気に入りの商品を選びましょう。
クラシックシリーズ
SO-STYLE
水回りをアップデートして、
ストレスのない住まい環境に。
水回りの設備は生活の質に直結する箇所でもあるので、改修は必須とも言えます。
最新の水洗式トイレや広くて清潔なユニットバスなど、水回りを一新しましょう。汚れにくい素材でお手入れの負担を軽減したり、節水機能で無駄な支出をカットしたりと、便利で快適な暮らしが実現します。
パナソニックは幅広い品揃えで、住まいの水回り設備をトータルでご提供します。
安心して住むために、
耐震性能もチェック。
地震の多い日本では、大きな地震の発生を契機に、これまで何度も建築基準法の耐震基準が改正されてきました。
築年数の古い空き家は、耐震診断を実施しましょう。耐震補強リフォームが必要かどうかを確認することができます。
快適・健康に暮らすために、
断熱性能もチェック。
「暑い」「寒い」といった家の温度変化は、住む人の健康に大きな影響を与えます。築年数の古い家は、気密性が低いことが多いため、天井や壁に断熱材を入れるなど、対策をしなくてはなりません。
断熱性能の向上により、冬でも暖かく、夏でも涼しいのはもちろん、余分な光熱費のカットにもつながります。
お得に空き家を活用。
空き家に関する様々な種類の補助金も用意されています。
除去(解体・撤去処分)、改修(リフォーム・改修工事)、取得(購入・転入)というそれぞれの目的に応じて、補助金による支援が用意されています。
特に大がかりなリノベーションを実施する際は、これらの補助金を有効活用しましょう。
パナソニックの提案
ZEH
Net Zero Energy House
パナソニックが
追求するZEH
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ZEHとは、自宅で「創るエネルギー」が「使うエネルギー」よりも大きい住宅のことです。パナソニックが追求するZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)をご紹介します。
ZEB
Net Zero Energy Building
パナソニックが
追求するZEB
(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
ZEBとは、エネルギーを自給自足し、化石燃料などから得られるエネルギー 消費量がゼロ、あるいは、おおむねゼロ、となる建築物です。パナソニックが追求するZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)をご紹介します。