災害レジリエンス
東日本大震災から10年。
今、改めて考える
住まいの災害対策。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。2021年3月で発生から丸10年の節目を迎えました。
近年も日本各地で地震や豪雨、台風など様々な自然災害が発生し、甚大な被害をもたらしています。
多くの人にとって、住まいのあり方を考える上で「災害」というキーワードが無視できないものになっているかと思います。
「耐久性」「回復性」など様々な面で強靭さと対応力を持つ「レジリエンスに優れた住まい」が求められています。
災害が起こった時の被害を最小限に抑えて、暮らしを維持できるように、改めて対策を考えましょう。
パナソニックは様々な電気設備商品を通じて、災害に備えた安心・安全な住まいづくりをお手伝いします。
二次災害のリスクに目を向けて、
対策を考える。
災害には一時災害と二次災害があります。
地震であれば、強い揺れによって住まいそのものが倒壊したり、住まいの設備が損壊したりすることが一次災害にあたります。
一方で、災害による直接的な被害とは別に、それをきっかけに新たに発生する災害のことを二次災害と呼びます。
地震による火災や停電などは、代表的な二次災害と言えます。また、長時間電気や水道が止まることでライフラインの維持できなくなってしまうことも、深刻な二次災害です。
住まいの電気設備を検討する際には、こうした二次災害のリスクも念頭に置きましょう。
- 一次災害
- 倒壊、損壊、液状化 など
- 二次災害
- 火災、ライフラインの寸断 など
通電火災による被害を防止。
「通電火災」は大きな地震が発生したときに注意しなければならない、代表的な二次災害です。
地震により停電が発生し、電気が復旧した時に、倒れた暖房機器や傷んだコードに再び電気が流れることで起こるのが通電火災です。
この通電火災のリスクを低減するのが、パナソニックの感震ブレーカー「地震あんしん ばん」です。
震度5強以上で電気を自動OFFするので、避難時にブレーカを切り忘れても安心です。また、難燃素材の採用や接続信頼性を高める数々の工夫で、通常の分電盤としても高い安全性を実現しています。
夜間や停電時の転倒を防止。
夜間に地震が発生し、室内の家具が転倒したりガラスが割れたりしてしまうと、照明器具のスイッチがある位置まで移動することすら大きな危険を伴ってしまいます。
そんなケースを想定して設置しておきたいのが、保安灯です。パナソニックの「ワイド21:明るさセンサ付ハンディホーム保安灯」は、普段はナイトライトとして使用しながら、停電時には自動で点灯します。
携帯電灯として長時間の使用も可能なため、災害時も含めて様々なシーンで汎用的にご使用いただけます。
万一の際に、最低限の視界を確保できることは、自身や家族の安全を守る上で、とても大きなメリットです。
懐中電灯よりももっと身近な存在として、住まいの複数の場所に保安灯を設置しましょう。
ナイトライトとして
保安灯として
携帯電灯として
異常な発熱を検知して、電気火災を防止。
「感熱お知らせコンセント」は、異常な加熱を検知して電気火災を未然に防止します。
発火の原因となるコンセント周りの異常発熱は、プラグの差し込み不十分、プラグ部分の変形などからも発生します。
地震などの災害により、こうした差し込み不備や変形が起こってしまうと、火事の大きなリスクとなります。
また、平常時でも、電気製品の使い過ぎやタコ足配線による「過熱」は、火災の原因となります。
家族全員の安心・安全のため、「感熱お知らせコンセント」の設置がおすすめです。
コスモシリーズワイド21・アドバンスシリーズとプレートは統一規格で、器具の連接も可能です。
停電・断水時にもお湯や水を確保。
パナソニックのエコキュートは、省エネ機能や快適機能、便利機能に優れているため、平常時から便利さと経済メリットを感じることができます。
停電時にも出湯が可能※1なため、最低限の暮らしの維持に貢献します。
断水時にはタンク内のお湯や水を生活用水として利用することができます。その際、取り出せる生活用水は、ポリタンク18個分(370L)。
また、あらかじめ選択した警報・注意報が発令されると自動沸き上げでたっぷりのお湯を確保する「エマージェンシー沸き上げ」機能も搭載※2。 暴風雨や大雪、豪雨など、もしもの時の安心と安全を追求しています。
■対象の警報・注意報
特別警報 | 大雨、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮 |
---|---|
警報 | 大雨、洪水、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮 |
注意報 | 雷 |
- ※1:湯温調節が出来ない為、高温のお湯や水が出る場合があります。必ず湯温を確かめてからお使いください。水温の低い冬場などは、湯温が低くなる場合があります。また、タンクのお湯が無くなると水が出ます。集合住宅等ポンプで給水をしている場合は、お湯がでません。
- ※2:◎気象警報に連動するため、昼間時間帯の高い電気料金で沸かすことがあります。◎エマージェンシー沸き上げをOFFにすると、リモコンの全量沸き上げもOFFになります。◎選択した気象警報・注意報が全て解除されたら、全量沸き上げもOFFになります。
停電時も電気を確保。
災害時にインフラが寸断された時、電気は水やガスと比べると復旧に要する時間が短い傾向にあります。 しかしそれでも、停電状態が1~4日程続くこともあります。
蓄電池を設置しておくことで、蓄えた電気で停電時も必要な機器が使用することが可能になります。
テレビを点けて必要な情報を収集したり、携帯電話を充電したり、冷蔵庫を使用したり、電気が使えることで生活維持の度合いは大きく向上します。
平常時は電気代の節約にも貢献し、非常時は安心・安全を確保する蓄電システムを設置しましょう。
- ※1:初期満充電時。
「毎日が、備える日。」
― 安全・安心・減災・防犯に役立つ商品をご紹介
家ごと、「もしも」に備えるには。
地震や異常気象、空き巣や不審者…。日常生活を取り巻く不安から暮らしを守る備えが必要です。
パナソニックは、「毎日が、備える日。」として、安心して過ごせるための住まいづくりを実現する、多種多様な製品をご紹介しています。
パナソニックの提案
ZEH
Net Zero Energy House
パナソニックが
追求するZEH
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ZEHとは、自宅で「創るエネルギー」が「使うエネルギー」よりも大きい住宅のことです。パナソニックが追求するZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)をご紹介します。
ZEB
Net Zero Energy Building
パナソニックが
追求するZEB
(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
ZEBとは、エネルギーを自給自足し、化石燃料などから得られるエネルギー 消費量がゼロ、あるいは、おおむねゼロ、となる建築物です。パナソニックが追求するZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)をご紹介します。