住まいの日照コントロール

パナソニックの空間ソリューショントップページ

市場別ソリューション

ソリューションセミナー

セミナー一覧

器具の無料貸出し

ツール・コンテンツ

［住まいの備えと対策］

［快適な暮らしの実現］

［最新技術の活用］

業界オピニオンインタビュー

くらしは文化

建築設計レポート

日照をかしこく取り入れて、
快適に省エネ。

よい住まいを考える上で、「日当たり」は最大関心事項の一つです。
朝の日差しで爽やかに起床できると、気持ちよく一日をスタートすることができます。程よく日光を浴びることで、
体内リズムが整い、よい健康効果も。
また、日中の日当たりがよい南向きの家などは、冬でもカビが生えにくいため、資産価値を維持しやすいというメリットもあります。

住まいを考える上で、ぜひとも気にかけたい日当たり。
快適性や健康効果、住まいの維持管理といった側面で語られることが多いですが、実は、省エネにも大きな影響を与えます。

夏場は日光の直射を避ける工夫をして室内の温度上昇を抑えると、それだけで快適性はグッと上昇。冷房費用を大きく削減することができます。
反対に冬場は、なるべく日照を取り入れながら、ポカポカと暖かい住まいづくりを目指すのが理想的です。

太陽光を、かしこく取り入れて、快適性や健康の向上とともに、省エネも実現しましょう。

住まいの省エネは、
今後もますます重要に。

2019年5月10日に「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律」が国会で成立。
これは、住宅や建築物に対して、実効性の高い省エネ対策を講じることを義務付けるというものです。

戸建住宅の場合は、建築士から建築主に対して、省エネ性能に関する説明を義務付ける制度が創立されています。

つまり、これからの住まいづくりでは、省エネという視点は絶対に欠かせないということです。そして、売り手・買い手ともに、これまで以上に省エネ性能を気にかける場面が増えてきそうです。

窓は熱の出入り口。
しっかり気を配って省エネ。

冷暖房に使うエネルギーは、家全体で使用するエネルギーの多くの割合を占めます。夏場は冷房費を、冬場は暖房費をカットできれば、電気代の大幅な節約につながります。

まずは、熱の出入り口である窓に目を向けましょう。
窓やドアなどの開口部は、住まいの中でも最も熱が出入りする場所です。窓に対策を講じることで、効果的に省エネを推進することができます。

断熱性能の高い窓を採用する

最近は、トリプルガラスなど、従来と比べて断熱性能が各段に高くなった製品の採用も進んでいます。

こうした商品を採用することで、住まい全体を効果的に高断熱化することが可能です。

熱をコントロールする

窓自体の素材や設計に手を加えられない場合でも、できることはたくさんあります。

外付けのブラインドやシェード、障子などを設置するのもその一つです。窓と室内の間にこれらを挟むことで、熱の出入りを抑制することが可能です。

ブラインドで熱の出入りを抑制する。

また、室内の温度管理という点では、ブラインドに加えて、シーリングファンを設置して、空気を循環させるのも有効な手段です。サーキュレーション効果で温度ムラを解消するため、冷暖房の効きにくい吹き抜けや高天井空間などには特に効果を発揮します。

シーリングファンは気流効果により、エアコンと併用することで、効率よく快適な涼感を与えます。

シーリングファンで空気を循環させる。

窓の面積は縮小傾向。
照明設計で光をコントロール。

窓は熱の出入り口であることは先述の通り。そして、同様に窓は光の出入り口でもあります。

快適でストレスのない生活をおくるために、光は欠かせません。ただ均一に明るく照らすのではなく、陰影をつけたり、シチュエーションや時間に応じて明るさや色を変えたりすることで、居心地のよい空間を演出することができます。

住まいの照明設計は、窓からの採光も踏まえて考えることが求められます。しかし、大きな窓はコストの面やお手入れの面から敬遠されることも。特に、住まいの高断熱化が進んだ近年は、窓の面積が年々小さくなってきているというデータもあります。

窓からの採光に限界があるときは、適切な場所に適切な照明器具を設置して、照度を補いましょう。

パナソニックでは多種多様な照明器具をご提案していますが、そんな中でも特にオススメしているのが「シンフォニーライティング」です。これは、さまざまな暮らしのシーンに対応できるように、複数のあかりを効果的に組み合わせた照らし方のことです。
必要な場所に分散させて配置した照明が、手元もお部屋全体もバランスよく照らしながら、程よい「くつろぎ感」をもたらします。

団らん、くつろぎ、食事といった生活のシーン。窓からの光だけでなく、お部屋のあかりも上手に切り替えることで暮らしを彩りましょう。