部屋に染み付いた臭い(ニオイ)の脱臭方法
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生ゴミやカビなど、さまざまなものが原因で部屋にニオイが染み付いてしまうことがあります。ニオイが付着しないように気をつけることが重要ですが、気づかないうちに頑固なニオイが広がってしまうケースもあるでしょう。
室内の気になるニオイは、どんな方法で脱臭すれば良いのでしょうか。具体的な対策方法を確かめておきましょう。この記事では、部屋に染み付くニオイの主な種類や脱臭方法、部屋が臭わないための予防方法などを解説します。
目次
部屋に染み付く臭い(ニオイ)の種類
部屋に広がる悪臭は、どのようなものが原因となって発生しているのでしょうか。ここでは、主なニオイの種類や原因をご紹介します。
食べ物や生ゴミのニオイ
部屋に染み付きやすいニオイの一つが、食べ物のニオイです。例えば、カレーや焼き肉、焼き魚などは、調理する過程でニオイが生じ、部屋に残ってしまうケースがあります。調理中に発生した煙や飛び散った油なども、放置すると不快なニオイの原因になるでしょう。
また、生ゴミもイヤなニオイを放ち、部屋に染み付いてしまう可能性があります。食材の残りや食べカスなどはもちろん、購入したのを忘れて放置した食材の腐敗臭が原因になることもあるようです。加えて、生ゴミを捨てたゴミ箱にニオイが染み付いて取れなくなるケースも見られます。
カビのニオイ
部屋の壁や天井、家具・家電などにカビが生えることにより、気になるカビ臭が発生することがあります。カビは高温多湿で風通しが悪く、エサとなる栄養がある場所で繁殖しやすいといわれています。例えば、お風呂場のように湿気がこもりやすく、石けんカスや皮脂汚れなどカビのエサが溜まりやすいところは注意が必要です。ほかにも、押し入れやクローゼット内、エアコン内部など、さまざまな箇所にカビが生じてしまう可能性があります。
ペットのニオイ
ペットの体臭や排泄物のニオイなどが部屋に染み付いてしまうこともあります。特に強く感じやすいのが糞尿のニオイです。ペットがトイレをした後に処理せず放置していると、尿のアンモニア臭などが残ってしまう可能性があります。ペットのお手入れをしっかりと行うと同時に、ケージやトイレなどの清掃をこまめに行うことが大切です。
部屋に染み付いた臭い(ニオイ)の脱臭方法
部屋にニオイが染み付いてしまった場合、換気や消臭剤の使用などで解決できることがあります。ニオイの問題を解消して空気をすっきりとさせたいなら、脱臭機の導入もおすすめです。ここでは、部屋に染み付いたイヤなニオイの対処法をご紹介します。
こまめに換気を行う
部屋に染み付いたニオイが気になったら、こまめに換気をして空気を入れ換えてみましょう。窓は2カ所以上開けることで風の通り道ができるため、換気効率が高まります。頻度は「30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する」のが望ましいです。部屋に窓が一つしかない、風が通りにくいといった場合は、扇風機やサーキュレーターなどを活用するのがおすすめです。また、料理をするときには忘れずにキッチンの換気扇をつけましょう。調理中の煙などを外へ逃がすことができます。
出典:厚生労働省_「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法_②窓の開放による方法
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf
消臭剤を使う
消臭剤を使用することで、部屋のニオイを抑えられる可能性があります。主に置き型とスプレータイプの2種類があるため、製品ごとの特徴を確認し、目的にあったものを選びましょう。置き型の消臭剤は設置しておくだけで手軽に使えるのがメリットです。
一方、スプレータイプは一時的に発生したニオイを取りたいとき、ペットがトイレをした直後や、焼き肉のように強いニオイの料理をした後などに、サッと噴霧できるのがメリットです。
消臭剤には多くの製品があり、玄関用・トイレ用・リビング用など、置き場所別にタイプが異なる場合もあります。香りが良く芳香剤としても使えるものや、無香料のものなどもあるため、お好みに応じて選びましょう。
脱臭機を使う
換気や消臭剤を使用しても、部屋に染み付いてしまったニオイが取れないことがあります。付着したニオイを軽減したい場合、脱臭機を使うことがおすすめです。例えば、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」は、本体から気体状の次亜塩素酸を放出することで、ニオイを抑制できます。空気中に漂うニオイはもちろん、部屋に付着したニオイにも効果を発揮するのが大きな魅力です。
また、「ジアイーノ」なら浮遊するウイルスや花粉などの有害物質も集じんする効果が期待できます。イヤなニオイを脱臭※できるだけではなく、空気をキレイにできるのもメリットです。
部屋を臭わせないためのポイント
部屋のニオイを抑えるためには、適切な方法で対策する必要があります。ニオイ予防のコツをチェックしてみましょう。
定期的に掃除をする
ニオイの原因を溜め込まないようにするため、定期的な清掃を行うことが大切です。汚れやすくニオイが発生しやすい場所を重点的にお手入れしましょう。例えば、キッチンやトイレ、浴室などの水回りは使用頻度も高く、汚れやすい場所の代表格です。排水口周辺などもキレイに洗って清潔な状態を保ちましょう。
また、ホコリや汚れはカビなどの栄養源となります。蓄積しないようにこまめに掃除機をかけ、拭き掃除を行いましょう。
ゴミを溜め込まない
ゴミはニオイの原因になりやすいため、溜め込まずすぐに捨てましょう。特に、生ゴミやペットの排泄物などは、ニオイの発生源になりやすいためこまめに捨てることが重要です。
すぐに捨てるのが難しい場合、ニオイが漏れないように対策してからゴミ箱に入れると良いでしょう。ニオイ漏れを軽減できる防臭ゴミ袋もあるため、必要に応じて検討しましょう。
カーテンやラグなどを洗う
カーテンやラグなどの布製品にはニオイが染み付きやすいため、定期的に洗濯しておきましょう。ソファカバーやクッションカバー、ベッドシーツなども同様です。素材によっては洗えないケースもあるため、布製品専用クリーナーなどを利用しましょう。
脱臭機で部屋に染み付く臭い(ニオイ)を対策しましょう
部屋に染み付くニオイの主な原因や対策方法、ニオイ予防の方法などをご紹介しました。普段からこまめに掃除やゴミ捨てを実施し、換気の習慣を身につけることで、部屋のイヤなニオイを抑えられることがあります。お伝えした情報も参考に、ニオイ対策に取り組んでみましょう。
お部屋に染み付く頑固なニオイに悩まされる場合は脱臭機を導入することもおすすめです。「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」は、次亜塩素酸水溶液を用いた方法で脱臭を行います。空間に漂うニオイはもちろん、部屋に染み付くニオイの対策として有効です。速やかに脱臭できるため、ニオイが染み付いてしまう前に対策することもできます。製品について気になる点があれば、どうぞお気軽にお試し、お問い合わせください。
※:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。