空気清浄機の役割は?効果的な使い方のポイントや注意点

空気清浄機は、室内環境を清潔に保つために役立ちます。そんな空気清浄機の役割を活かすためには、正しい使い方を知る必要があります。
本記事では、一般的な空気清浄機の役割や使用時の注意点についてご紹介します。空気清浄機を選ぶときのポイントも詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
空気清浄機の役割とは
空気清浄機は、空気中の有害物質やニオイを抑制し、室内環境を快適に保ちます。空気清浄機の持つ主な役割は以下の3つです。
● 集じん
● 除菌
● 脱臭
上記の役割について詳しく解説していきます。
集じん
空気清浄機の基本的な機能の一つが「集じん」です。
● 花粉
● ホコリ
● ダニの死骸やフン
● PM2.5 など
これらの有害物質をフィルターで集じんし、抑制する効果が期待できます。
特に、花粉対策やハウスダスト対策として効果的で、空気中のアレル物質を効率よく除去することが期待できるのもメリットといえます。
空気清浄機はフィルター式のものが多く、掃除機に似た方式で空気を浄化しています。中でも静電HEPAフィルター※1と呼ばれる高性能フィルターを搭載したタイプでは、より効率的に、細かいホコリや微粒子をキャッチする効果が期待できます。
特に、オフィスや商業施設などは人の出入りが多く、外からアレル物質が侵入しやすいため、空気清浄機を用いた対策が必要になるでしょう。
除菌
空気清浄機は、空気中に浮遊する菌やウイルスを抑制する効果が期待できます。空気清浄機のフィルターは、花粉やホコリといった汚れだけでなく、小さな菌やウイルスも捕らえます。特に、静電HEPAフィルター※1を搭載した空気清浄機は、空気中に浮遊する微細な物質を捕集するのに優れているため、職場の空気環境の改善につながります。
脱臭
空気清浄機には、室内の気になるニオイを抑制する効果があります。
食べ物やペット、体臭などの室内に漂う生活臭や、梅雨の季節に発生するカビのニオイを、効果的に脱臭するのも空気清浄機の役割です。
空気清浄機はニオイ物質をフィルターでキャッチして脱臭を行います。特に、飲食店やオフィスなど来客が多い場所ではニオイ対策が欠かせません。空気清浄機の活用により、嫌なニオイがしない清潔な空間を保つことで、来客に対してオフィスや店舗の印象を良くすることができます。
空気清浄機を使用する際の注意点
空気清浄機の効果を発揮させるには、いくつかの注意点があります。
以下のポイントを守り、より清潔で快適な空間を保ちましょう。
空気清浄機の吸気や排気を妨げない場所に設置する
空気清浄機は、壁際や家具から十分な距離を保ち、部屋の中央に設置するのがおすすめです。空気が循環しやすくなり、集じん・除菌・脱臭効果をより発揮できます。
吸気口や排気口が障害物で塞がれると、空気の循環が妨げられ、空気清浄機の効果が低下してしまいます。壁や家具、カーテンに近い場所や部屋の隅は避け、空気がスムーズに循環できる場所を選ぶことが大切です。
エアコンと併せて使用する
空気清浄機をエアコンと併用すると、空気の循環が促進され、清潔な空気を効果的に保つことができます。エアコンの風が空気清浄機の働きを助け、微細なホコリや汚れをより効果的に取り除けるためです。
空気清浄機から放出されたキレイな空気を、部屋全体に循環させるためには、エアコンの気流とぶつからない場所に空気清浄機を配置する必要があります。エアコンとの併用時は、運転モードに応じて、空気清浄機の置き場所を工夫しましょう。
具体的には、暖房運転時にはエアコンの気流が足元に向かうため、空気清浄機をエアコンの向かい側に置くと効果的です。一方、冷房運転ではエアコンが冷たい風を天井に沿って部屋全体に広げるため、空気清浄機はエアコンの真下に置くとよいでしょう。
上手に組み合わせることで、清潔で快適な室内環境を維持できます。
設置場所に応じて稼働時間を調整する
空気清浄機は設置場所に応じて、稼働時間を調整することが大切です。人が多く出入りするオフィスや店舗では、空気が汚れやすく、より頻繁に空気清浄機を稼働させる必要があります。
そのため、効率的に空気清浄機を運転するには、部屋の広さや使用状況に応じて適切な稼働時間を設定することが重要です。
例えば、昼間の業務時間帯や来客の多いタイミングに稼働を強化し、使用が少ない時間帯には弱モードで稼働させるなど、調整を行いましょう。
なお、長時間稼働した場合は、フィルター等の部品の交換寿命や製品そのものの寿命が短くなります。
定期的にフィルターを掃除する
空気清浄機の効果を持続させるためには、定期的なフィルター掃除が必要です。
空気清浄機を使い続けるとフィルターに汚れがたまり、目詰まりを起こします。目詰まりした状態では空気清浄機の効果が十分に発揮できなくなります。
フィルターが古くなっている場合は、新しいフィルターと交換する必要があります。適切なタイミングでフィルターの交換や掃除をすることで、空気清浄機を長持ちさせることができます。
空気清浄機の選び方のポイント
空気清浄機を選ぶ際、見るべきポイントは以下の3つです。
● 搭載されている機能
● 適用床面積
● メンテナンスのしやすさ
実際に空気清浄機を活用する場所をイメージしながら検討することで、より適切な空気清浄機を選ぶことができます。
搭載されている機能
空気清浄機を購入するときは搭載されている機能を比較するとよいでしょう。空気清浄機には、以下のようにさまざまな機能が搭載されています。
● 花粉対策
● PM2.5対策
● 除菌
● 脱臭 など
上記の機能を確認し、使用環境におけるニーズに合った機能が搭載されている製品を選ぶことが大切です。
適用床面積
空気清浄機を選ぶ際には、「適用床面積」を確認することが大切です。適用床面積とは、日本電機工業会規格(JEM1467)で定められた基準に基づき、30分間で空気を清浄できる部屋の広さの目安を示したものです。
空気清浄機の性能を最大限に活かすには、使用する部屋の広さに合ったモデルを選ぶことが重要です。
例えば、飲食店やオフィスなどの広いスペースでは、風量の大きい強力なモデルがよいでしょう。一方、小さな部屋で風量の大きいモデルを使うと、エネルギーの無駄になることがあります。小さな部屋にはコンパクトな商品がおすすめです。
使用する場所の広さを考慮した空気清浄機を選ぶことで、効率よく空気環境を改善できます。
メンテナンスのしやすさ
空気清浄機を選ぶ際には、フィルターの掃除や交換は定期的に行う必要があるため、メンテナンス作業のしやすさが重要です。掃除や交換が難しい機種を選ぶと、使用時にストレスを感じる場合があります。
フィルターの掃除や交換が簡単なモデルを選ぶことで、手間を大幅に減らせます。また、給排水が必要な空気清浄機では、日々の給排水作業がスムーズに行えるかどうかも確認しましょう。
使用する環境に適した製品を選びましょう
空気清浄機は、集じん・除菌・脱臭の3つの主要な機能を通じて室内の空気環境を整え、快適な生活をサポートします。また、効果的に使用するためには、設置場所やメンテナンスを適切に行うことが重要です。
花粉やチリ・ホコリ、PM2.5などの集じん機能※2※3に加えて、除菌や脱臭機能も重視したいという方には、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」がおすすめです。
「ジアイーノ」は、次亜塩素酸水溶液の力を活用した清潔除菌★と脱臭機能を備えているのが大きな特徴です。空気中の有害物質を抑制し、発生し続けるニオイに対して高い脱臭効果※6を発揮します。
「ジアイーノ」導入によってさまざまな空気のお悩みを解決し、快適な空気環境を提供しましょう。
★浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※4 付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※5 数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。
※1:JIS Z 8122:2000による規定 定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ
※2:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させた菌を、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させた菌数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉した菌 【試験結果】60分後に99%以上抑制(北生発 2022_0185 号)
※3:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させたウイルスを、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させたウイルス数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉したウイルス 【試験結果】30分後に99%以上抑制(北生発 2022_0186 号)
※4:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】浮遊した菌 【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230 号)
※5:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】シャーレに付着した菌 【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370 号)
※6:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。