事務所を掃除する頻度はどのくらい?場所別の掃除方法とポイント

オフィス・事務所は多くの人が日常的に行き交うことから、常に清潔な状態を維持しておくことが重要です。
この記事では、オフィス・事務所の掃除が求められる理由と掃除のコツ、あわせて検討したい除菌・脱臭・集じん対策などについて解説します。
目次
オフィス・事務所の掃除が求められる理由
労働安全衛生規則第619条では、オフィス・事務所の日常清掃において、「日常行う清掃のほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期的に、統一的に行うこと」と義務化されています。
オフィス・事務所で掃除が求められる主な理由は以下の3つです。
出典:中央労働災害防止協会「労働安全衛生規則第619条」
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-1-3h7-0.htm
人の出入りが多く汚れやすいため
人の出入りが多いオフィス・事務所内は、花粉やPM2.5、ハウスダストなどの有害物質が侵入しやすくなります。これらの有害物質を対策するためには、定期的な掃除が欠かせません。また、トイレや共有スペースは複数の人が使用するため、除菌対策などによる衛生管理も重要です。
生産性を向上させるため
清潔で整理整頓されたオフィス・事務所は、社員が仕事に集中するのを助け、業務効率の向上につながります。また、清潔な空間はストレス軽減にもつながり、会議室などの狭い空間で人が集まった時の不快なニオイ(加齢臭など)を防止することは、会議の生産性を高めるうえでも見逃せないポイントです。
職場のイメージを向上させるため
オフィス・事務所の清潔さは企業イメージに直結します。例えば、汚れたエントランスでは、来訪者から前向きな気持ちを引き出すことは難しいでしょう。一方で、整理整頓された環境は、信頼感や誠実さを感じさせ、取引先や顧客にも好印象を与えます。
オフィス・事務所の掃除方法
多くの備品などがあるオフィス・事務所では、掃除する対象によって適切な掃除方法や用具が異なります。オフィスの場所別に、掃除のポイントを解説します。
デスク・パソコン
デスクは社員が最も頻繁に掃除する場所ではないでしょうか。最初に不要な物を片づけると、その後の作業がスムーズです。仕上げに除菌シートで机の上を拭いたり、アルコール除菌スプレーで物品を除菌したりするのもおすすめです。
なお、デスクについたインクや飲み物をこぼした跡などは、気づいたときに拭き取っておくと、きれいな状態を維持しやすくなります。
パソコンの掃除では掃除用ブラシやエアダスターを使って、キーボードの隙間やモニターの縁など細かい部分を掃除します。
オフィスチェア
オフィスチェアは日々の使用で気づかぬうちに汚れが蓄積しがち。特に汗や皮脂による汚れは表面に付着しやすいため、素材に合わせたクリーナーを使いましょう。素材別の掃除の方法は以下の通りです。
● メッシュタイプ:専用のシートクリーナーやウェットティッシュで拭き取る
● 布張りタイプ:掃除機のブラシでホコリを浮かび上がらせ、濡れたタオルで拭く。その後、乾いたタオルで水気を取り、風通しの良い場所で乾燥させる
● 革張りタイプ:革専用クリーナーを使用する
床・カーペット
床の掃除は、まず掃除機をかけて表面のホコリを除去しましょう。その後、床材に合わせた掃除道具を使って清掃します。
● カーペット:粘着ローラーでゴミを除去する。シミがついている場合は、中性洗剤を少量の水で薄め、雑巾で押し当てるように汚れを取る
● フローリング:フロアワイパーで拭き上げる
● ビニール床:モップをかける
あわせて、床洗浄やカーペットクリーニング、ワックスがけなどは、定期的に清掃会社に依頼すると良いでしょう。
トイレ
トイレの掃除は衛生管理の要です。便器本体、トイレットペーパーホルダー、床など、それぞれに適した方法で掃除します。
● 便器:トイレ用洗剤を使用し、便座も含めて丁寧に拭き上げる
● 便座の裏:ブラシなどを使って磨く
● 床:適度に絞ったモップで水拭きする。水が残っていると滑りやすいので、しっかり拭き上げる
エアコン
エアコンの掃除では、フィルターや風向調整する羽の汚れを落とします。エアコンの集じんフィルターはチリやホコリをキャッチしているため、汚れが溜まってしまうと性能が低下する可能性があります。
ただし業務用エアコンなどの場合、パーツの分解やフィルターの取り出しなどを無理に行うと故障の原因になりかねません。メンテナンスは専門業者へ依頼し、通常の掃除ではハンディモップや掃除機などを使って無理のない範囲で行いましょう。
オフィス・事務所を清潔に保つポイント
オフィス・事務所を清潔に保つためには、組織全体として掃除に取り組むことが大切です。以下にそのポイントを整理します。
整理整頓を徹底する
オフィス・事務所の掃除を効果的・効率的に行うために、整理整頓は欠かせません。
日頃から整理整頓を心がけることで、オフィス・事務所は散らかりにくくなり、掃除もしやすくなります。その際、誰でも簡単に整理整頓ができるように、一目で収納する場所や方法が分かるようにしておくこともポイントです。
定期的に掃除時間を確保する
快適な社内環境を保つには、掃除時間を決めて習慣化するのがポイントです。掃除する曜日や時間、掃除する場所、担当者を決めるほか、役職にかかわらず全社員が参加することで、習慣化が促進されます。
掃除は乾拭き、掃除機がけ、水拭きの順で行います。この手順を守ることで、溜まったホコリを効率的に除去できるでしょう。
掃除では対策しきれない空間の除菌・集じん対策も心がける
通常の掃除では対策しきれない空気中の浮遊菌を抑制したり、ホコリを集じんしたりするには、空間除菌脱臭機の使用も検討しましょう。
継続的にオフィス・事務所を使用していると、知らず知らずのうちにホコリやニオイが染みついていきます。
空間除菌脱臭機は肉眼では見えにくいカビやニオイ、ホコリを抑制し、快適なオフィス・事務所環境を維持するのを助けてくれます。
オフィス・事務所の掃除に加え、ホコリやニオイ対策も大切
ここまでオフィス・事務所の掃除が求められる理由と掃除のポイントなどについて解説してきました。
オフィス・事務所を清潔に保つことは、生産性や企業イメージの向上にもつながります。掃除の際には、各場所に適した方法を選び、整理整頓を徹底し、組織的にスケジュール化するのがポイントです。
しかし、日々の掃除だけでは対応しきれない空間の集じん・除菌・脱臭対策も行いたいもの。
そこで検討いただきたいのが、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」です。
「ジアイーノ」は、花粉やチリ・ホコリ、PM2.5などの集じん機能に加えて、除菌★・脱臭機能も備えた1台です。次亜塩素酸水溶液のチカラで空間を清潔除菌★・脱臭し、発生し続けるニオイにも高い脱臭効果※3を発揮します。
静電HEPAフィルター※4による集じん機能を搭載しており、キャッチした菌・ウイルスも抑制し※5※6、より快適で清潔なオフィス空間を作り出します。さらに、空気中の汚れをこしとる高性能フィルターが微細な汚れまで捕まえてくれます。
「ジアイーノ」はさまざまな空気の悩みを1台で解決したい企業におすすめの空間除菌脱臭機です。
「ジアイーノ」の詳細、購入や導入についてご不明な点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
★ 浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1 付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2 数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。
※1:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】浮遊した菌 【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230 号)
※2:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】シャーレに付着した菌 【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370 号)
※3:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。
※4:JIS Z 8122:2000による規定 定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ
※5:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させた菌を、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させた菌数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉した菌 【試験結果】60分後に99%以上抑制(北生発 2022_0185 号)
※6:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させたウイルスを、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させたウイルス数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉したウイルス 【試験結果】30分後に99%以上抑制(北生発 2022_0186 号)