保育園や幼稚園の掃除方法│手順やポイント、除菌脱臭集じん対策

子どもたちを預かる保育園や幼稚園において、清潔で快適な環境を保つことは子どもたちを守る大切な仕事の一部であり、日々のこまめな掃除が求められます。
今回は、保育園や幼稚園の掃除に注目し、掃除の注意点やすぐに実践できる工夫などについて解説します。「子どもにとって快適な空間を整えたい」「保育園の衛生管理の方法を知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
保育園や幼稚園でのお掃除方法と注意点
保育園や幼稚園では子どもたちが安心して過ごせるよう、清潔な環境を整え、維持する必要があります。そのために不可欠なのが定期的な掃除です。最初に、清潔に保っておきたいけれど汚れやすい、そんなやっかいな4つのものや場所について、上手に掃除するコツと注意点を解説します。
おもちゃ
0歳児などの乳児は色んなものを口に入れてしまうため、特におもちゃなどは、よだれで汚れやすくなります。そのため、おもちゃの素材にあわせた掃除方法を選びましょう。
たとえば、木製やプラスチック製の場合は、消毒液を薄めた水に雑巾をつけて拭いてから、よく乾かします。また布製のおもちゃは洗濯し、その後、天日干しすることで清潔に保てます。
教室
子どもたちの遊びの中心となる教室や保育室は、ホコリやチリが舞いやすく、こまめな掃除が大切です。掃除の基本は、「高い場所から低い場所へ」「奥から手前へ」行うことです。
まずは雑巾やハンディモップで高い棚からホコリを落とし、その後ホウキや掃除機で床全体を掃除していきましょう。最後にモップや雑巾で床を拭き、仕上げとして教室全体を消毒・除菌するのもおすすめです。
トイレ
園児のなかにはトイレトレーニング中の子どももいるため、トイレは非常に汚れやすくなっています。汚れに気づいたらその都度サッと拭き取り、食事後や遊び時間後など、子どもたちがまとまって使用したタイミングで拭いておくと、清潔さを維持し、日々の掃除が楽になります。
トイレ掃除は毎日実施しましょう。便器のフチや裏、ドアノブなどの子どもが触れそうな箇所を重点的に掃除します。
まずは便器のフチに洗剤をつけ、時間を置きます。その間に壁や床を拭いておくと効率的です。一定時間放置した後、ブラシで便器を磨き、最後にトイレ全体の消毒・除菌をすれば完了です。
嘔吐やおもらし
嘔吐やおもらしがあった場合は、迅速な対応が求められます。
掃除の際にはマスクと手袋を着用し、片付け後に、薄めた次亜塩素酸ナトリウムでしっかり消毒します。使用した雑巾やマスクなどは二重にしたゴミ袋に入れ廃棄します。十分に換気しながら行ってください。
おもらしや吐しゃ物の処理は、自治体や園で対応マニュアルが示されているケースもあるでしょう。掃除用具の保管場所なども含めてマニュアルを確認し、迅速に対応できるようにしましょう。
保育園や幼稚園における掃除のポイント
ここまで、保育園・幼稚園の掃除を進める際の注意点を解説してきました。次に、これらに加えて心がけていただきたいポイントについて紹介します。
掃除に加えて除菌アイテムを使用する
掃除の際には、アルコールスプレーなどの除菌アイテムもあわせて使用すると良いでしょう。特に子どもたちや保育士が頻繫に触れる箇所を中心に対策します。
掃除用具の保管場所を工夫する
掃除用具はすぐに取り出せる場所に置いておきましょう。こまめに掃除できるようになり、清潔な環境を保つ助けになります。
ただし「ホウキが倒れてしまった」「モップの先を子どもが謝って口に入れてしまった」「洗剤を飲んでしまった」といった事態にならないよう、掃除用具は子どもの手の届かない場所に保管します。ハンディモップやスプレーなどは、棚の上など、高い場所に保管するなどの工夫が必要です。
定期的な換気
たくさんの園児が集まる教室では密閉空間になりやすく、二酸化炭素濃度が上昇し、ニオイの発生につながってしまうことがあります。特に冬は部屋が閉めきりになりがちです。時間を決めて換気し、換気の際には窓を対角線上に開けると、室内の空気を効率的に循環させることができます。
保育園や幼稚園において掃除に加えて必要なこと
たくさんの子どもが集まる保育園や幼稚園では、こまめな掃除に加えて、除菌や集じん、脱臭などにも気を配りたいものです。ここではそれぞれの対応について、具体的な対応や注意点などを解説します。
除菌
子どもがたくさん集まるような環境では、衛生管理が特に大切です。そのため、定期的な除菌は、欠かすことのできない重要な取り組みです。
保育園で使用されている除菌液としては、アルコール消毒液、次亜塩素酸ナトリウム液(塩素系漂白剤を希釈した溶液)、次亜塩素酸水溶液などがあります。
集じん
教室は、子どもたちの活動の中心となるため、特にホコリが舞いやすい場所といえます。教室を清潔に保つためにも、こまめな集じんが必要です。
園児のいる時間帯はホコリが舞っているので、閉園後・開園前などホコリが床に落ちたタイミングで掃除すると良いでしょう。
脱臭
幼稚園や保育園では、汗や靴、オムツ、給食などから特有のニオイが発生しやすい環境にあります。これらのニオイは子どもたちや保育士にとって不快なだけでなく、清潔感を欠いた印象につながり、保護者にもマイナス印象を与えてしまいかねません。
ニオイが気になるときは換気をこまめにするほか、カーテンやタオル、クッションなどの布製品を洗濯する、床や壁を拭き掃除するなどしましょう。これらはニオイの原因となる汚れを落とす根本的な対策といえます。
また換気や洗濯と併せて、消臭剤や除菌脱臭機を活用するのもおすすめです。
保育園や幼稚園では掃除に加えて空間の除菌・集じん・脱臭対策も大事
今回は、保育園・幼稚園の掃除のポイントや注意点について解説しました。
保育園・幼稚園を快適で清潔な空間に保つためには、何よりもこまめな掃除が大切です。あわせて、掃除に役立つ除菌アイテムの使用や、換気の際は窓の開け方の工夫なども取り入れてみてください。
ただ、これらの工夫によっても保育園・幼稚園で清潔さを保つことは大変な労力を要します。そこで、子どもたちがいる空間の衛生管理の一つとして検討していただきたいのが、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」です。
「ジアイーノ」は次亜塩素酸水溶液のチカラで空間を清潔除菌★・脱臭し、保育園や幼稚園で発生するし尿臭や汗臭など、掃除をしても発生し続けるニオイに対して、高い脱臭効果※3を発揮します。さらに、目に見えないチリやホコリなども集じん※4※5します。
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★浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1 付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2 数値は実際の使用空間での試験結果ではありません
※1:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】浮遊した菌 【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230 号)
※2:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】シャーレに付着した菌 【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370 号)
※3:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。
※4:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させた菌を、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させた菌数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉した菌 【試験結果】60分後に99%以上抑制(北生発 2022_0185 号)
※5:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させたウイルスを、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させたウイルス数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉したウイルス 【試験結果】30分後に99%以上抑制(北生発 2022_0186 号)