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空気清浄機を学校に設置する理由とは?メリットと導入する際のポイント

学校のように人が多く集まる環境では、室内の換気がとても重要です。しかし、冷暖房機を使用する夏場や冬場に窓を開けて換気すると、暑すぎたり寒すぎたりしてしまうため、教室を締め切らざるを得なくなります。その結果、十分な換気が行えません。
そこでおすすめしたいのが、空気清浄機を設置して換気を補うという方法です。

この記事では、学校で空気清浄機を設置するメリットや導入ポイントについて詳しく解説します。学校で空気清浄機の導入を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

空気清浄機を導入する学校が増えている理由

学校で空気清浄機の導入が進んでいる背景には、3つの理由が考えられます。
・感染症の流行
・教室における人の密集性
・常時換気ができない環境 など

以下では、空気清浄機が学校に増えた理由を具体的に解説します。

流行りの感染症の影響を受け、政府が導入を促したため

流行りの感染症の拡大をきっかけに政府が換気を促し、その換気を補う手段の一つとして、静電HEPAフィルター※1付き空気清浄機の導入を提示しました。それに伴い、換気を見直す学校が増え、空気清浄機の導入が進みました。

教室は密閉空間になりやすいため

空気清浄機の学校への設置は、教室の密閉性も関係しています。多くの生徒が一堂に会する教室内は、密閉空間になりがちです。時間の経過とともに二酸化炭素濃度が高くなりやすい状態です。
学校環境衛生基準では、「教室内の二酸化炭素濃度は、1,500ppm以下であることが望ましい」とされています。また、「温度は17℃以上28℃以下、湿度は30%以上80%以下」が目安となる基準です。

出典:文部科学省「学校環境衛生管理 マニュアル」24ページ
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/07/31/1292465_01.pdf

窓が開けられない状況の補助のため

季節によっては、窓を開けることによる教室内の換気が十分にできません。先述したように、学校環境衛生基準では教室内の温度は「17℃以上28℃以下が望ましい」とされているため、エアコン効率などを考えて、極力窓を開けずに教室内の温度を保っていることが主な理由です。また、学校内外の騒音対策のため、窓を少ししか開けられない教室もあるでしょう。このような状況の時に、換気の補助として空気清浄機を設置する学校も増えてきました。

学校に空気清浄機を導入するメリット

空気清浄機には、集じん・除菌・脱臭など、空気をキレイにする効果が期待されます。空気清浄機の設置により以下のメリットが得られます。

・ホコリや花粉などの軽減
・空間除菌効果への期待
・人や食べ物のニオイなどの緩和 など

以下では、学校で空気清浄機を使用することで期待される具体的な効果について解説します。

ホコリなどの悩みの軽減が期待できる

学校内で空気清浄機を設置することで、ホコリや花粉などを除去する効果が期待できます。この機能により、ハウスダストや花粉などが原因で授業に集中できない生徒の悩みの軽減につながります。

室温を保ちながら空間除菌が行える

学校への空気清浄機の導入で、教室内の空間除菌効果が期待できます。
それは、空気清浄機のフィルターが空気中に漂う細菌や微細なウイルスを集めて、キレイな空気に循環する環境を生み出せるからです。

ニオイに対する悩みの軽減が期待できる

空気清浄機の中には、脱臭機能が備わっている製品があります。脱臭機能が備わった空気清浄機を学校に設置することで、教室内のニオイの緩和効果を期待できます。
学校の教室内は人が密集している空間のため、髪の毛や衣類などのニオイがこもりやすい環境です。また、給食の食べ物や掃除のゴミなどもニオイの発生源となります。
脱臭機能が備わっている空気清浄機を使えば、ニオイ対策にも効果が期待できます。

以上のことから、学校に空気清浄機を設置することで、生徒が授業に取り組みやすい環境作りに一役買うことになるでしょう。

学校に導入する空気清浄機の選び方

学校で空気清浄機を導入する際には、どのような点を重視すればいいのでしょうか。ここでは、ポイントを絞った製品の選び方について解説します。

集じん能力の高さ

学校に設置する空気清浄機には、集じん能力の高さを重視しましょう。集じん能力が高いほど、空気中の浮遊物を効率よく除去できるからです。

空気清浄機は、製品に記載されている「適用床面積」の数字が広いほど、集じん効果が期待できます。
適用床面積とは、日本電機工業会で定められた規格(JEM1467)による基準で、30分間に空気洗浄できる製品の目安です。

必要な機能の搭載の有無

空気清浄機を選ぶ際には、機能の比較検討をしてから購入するのがおすすめです。しっかりと検討しないと、機能面で物足りない製品を選んでしまう可能性があります。
具体的に検討すべき点は、PM2.5や花粉対策などの集じん機能がついているかです。例えば、静電HEPAフィルター※1が搭載された空気清浄機は、花粉やPM2.5などを効果的に捕集することができます。

静電HEPAフィルターとは、空気清浄機などに用いられるエアフィルタの一種です。その性能は「JIS Z 8122:2000」による規定で「定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ」と定義されています。

PM2.5は、直径2.5μm以下、スギやヒノキの花粉が約30~40μmの大きさなので、0.3μm以上の大きさであれば、十分捕集可能です。

メンテナンスのしやすさ

空気清浄機の性能を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ると、機能の低下を招いてしまうからです。
そのため、学校内に設置する空気清浄機は、フィルターの掃除や交換が簡単なものを選ぶとよいでしょう。具体的には、フィルターが手入れのしやすい場所にある製品、簡単に取り外せて掃除のしやすい製品です。

運転音の静かさ

学校での空気清浄機は教室内で使用するため、使用中の音がなるべく静かな製品がおすすめです。空気清浄機の音で、授業に集中できない恐れがあるからです。

各メーカーの運転音は運動音(dB)で表されています。運動音の表記が低いほど、静音性が優れた空気清浄機と言えます。具体的には、20~30 dBが比較的静かなタイプです。

学校用には、空気の悩みを総合的に解決する製品がおすすめ

教室内の空気環境を整備するためには、空気清浄機の導入がおすすめです。
学校用の空気清浄機は、集じん能力の高さや必要な機能の有無、メンテナンスのしやすさや、運転音の静かさなどを考慮する必要があります。

また、「花粉やチリ・ホコリ、PM2.5などの集じん機能に加えて、除菌・脱臭機能もほしい」、「さまざまな空気のお悩みを対策したい」という方には、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」がおすすめです。

「ジアイーノ」は、静電HEPAフィルター※1による花粉やチリ・ホコリ、PM2.5などの集じん※2※3機能を搭載しているだけでなく、次亜塩素酸水溶液のチカラで清潔除菌します。また、発生し続けるニオイにも高い脱臭効果※6を発揮するのが特徴です。
静音モードも搭載しており、学校の授業やテストなど集中しなければならない環境でも、運転音を気にせずに利用できます。
「ジアイーノ」のご購入や導入に関してご不明点やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

★ 浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※4付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※5数値は実際の使用空間での試験結果ではありません

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※1:JIS Z 8122:2000による規定:定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ
※2:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させた菌を、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させた菌数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉した菌 【試験結果】60分後に99%以上抑制(北生発 2022_0185 号)
※3:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させたウイルスを、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させたウイルス数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉したウイルス 【試験結果】30分後に99%以上抑制(北生発 2022_0186 号)
※4:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】浮遊した菌 【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230 号)
※5:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】シャーレに付着した菌 【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370 号)
※6:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。