大部屋への入院で感じる臭い(ニオイ)は?ニオイの種類や脱臭対策

病院の中でも、特に入院患者の多い大部屋では、さまざまなニオイが発生し複雑に混じり合っています。「ニオイが気になる」といった相談が、患者さんやその家族から寄せられることもあるはずです。
そのため、ニオイに適切に対応することは、患者さんにとって快適な療養環境を作ると同時に、病院で働く医療スタッフの働きやすさにもつながるでしょう。
この記事では、大部屋で感じるニオイの種類とその対策について解説するほか、脱臭の観点から、より良い病棟環境に導くためのヒントも提示します。
目次
入院したときに感じる大部屋の臭い(ニオイ)の種類
病院内にはさまざまなニオイの発生源があり、それらが複雑に混じり合って独特のニオイとなっています。これらのニオイは、院内全体に漂うものから特定の場所で感じるもの、常時発生するもの、病院食などの一時的に発生するニオイまでさまざまです。最初に病院内で感じられる2つの主なニオイについて解説します。
汚物や排泄物のニオイ
患者の吐しゃ物や排泄物も主なニオイの発生源です。オムツ交換時に便や尿のニオイが発生したり、ポータブルトイレから臭気が漏れたりすることもあります。
病室に染みついたニオイ
患者の体臭、汗、使用する衣類や寝具から発生するニオイなどが、徐々に染み付いていき、独特の臭気となることもあります。定期的な清掃や洗濯が適切に行われていても、季節や天候などにより、ニオイの強さは大きく変化します。
病院の大部屋における脱臭対策
病院の大部屋では、さまざまなニオイが混在し、患者や医療スタッフにストレスを与える要因にもなり得ます。病室内の環境を快適に保つために、病院の大部屋における主なニオイ対策について解説します。
定期的な清掃や洗濯
ニオイ対策の基本はこまめな清掃・洗濯です。チリやホコリは放置しておくとニオイの発生源になります。環境整備の際に、床や壁、床頭台やテーブルなどベッド周りの清掃をしましょう。また患者が使用している衣類やシーツは、体臭や汗が染み込みやすいため、適切な頻度で交換・洗濯する必要があります。
定期的な換気
室内の空気の入れ替えも、ニオイを軽減するうえで効果的です。空調の換気システムによる換気を行っていても、ニオイが残ってしまう場所もあるでしょう。そういった場合は、必要に応じて空気清浄機や脱臭機を使用することも有効です。
汚物や廃棄物の処理
汚物や、汚物のついたオムツなどの廃棄物を適切に処理することも、ニオイ対策には不可欠です。ニオイの拡散を防ぐには、使用済みのオムツなどは速やかに密封し、専用の容器に破棄する必要があります。また、ポータブルトイレを使用している場合は、使用後すぐに排泄物を処理し、ポータブルトイレを定期的に洗浄することで、ニオイの拡散や定着を軽減できます。
消臭剤の使用
スプレータイプの消臭剤や空間除菌剤、消臭芳香剤は、即効性のあるニオイ対策として、さまざまなシーンで使用されています。ニオイが気になったときに手軽に利用できるのがメリットです。
ただ、消臭スプレーの効果はあくまで一時的なので、注意が必要です。
病院の大部屋ではさまざまな要因によりニオイが発生し続けます。ここで紹介したような対策を組み合わせて実施することも重要ですが、持続的な脱臭効果を求めるならば、空間除菌脱臭機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。空間除菌脱臭機を導入することで、発生し続けるニオイも対処できます。
入院患者の臭い(ニオイ)不快感軽減に。大部屋のニオイ対策には「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」
病院の大部屋では、体臭や排泄物のニオイなど、さまざまな臭気が混在しています。そのため、定期的な清掃や換気、汚物の適切な処理、消臭剤の使用などによって、ニオイを軽減し、病室内を快適に保っていくことが重要です。
しかし、病院では常にニオイが発生し続けます。医療スタッフの負担を増やさず、より効果的で持続的な脱臭対策をするうえで注目したいのが、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」です。「ジアイーノ」は、次亜塩素酸水溶液のチカラで空間を清潔除菌★・脱臭し、一時的なニオイから発生し続けるニオイにも高い脱臭効果※3を発揮します。
「ジアイーノ」は3つの特徴的な脱臭機能を備えています。
●空間臭脱臭:空間に漂うニオイを吸引し、本体内部で強力に脱臭します。
●付着前脱臭:漂うニオイをすばやく脱臭し、布製品に染み付きにくくします。
●付着臭脱臭:すでに付着しているニオイも脱臭します。放出した気体状次亜塩素酸が、既に染み込んだニオイにも作用します。
こうした脱臭機能などが評価され、多くの病院やクリニックでの納入実績があります。「ジアイーノ」を使って、患者さんにとっても、医師や看護師をはじめとする医療スタッフにとっても、過ごしやすい・働きやすい環境を整えていってはいかがでしょうか。
「ジアイーノ」の詳細やご購入、導入についてご不明な点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
★浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1 付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2 数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。
※1:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】浮遊した菌 【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230号)
※2:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施 【対象】シャーレに付着した菌 【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370号)
※3:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。