オフィスの衛生管理が必要な理由|除菌・脱臭・集じん対策の方法

製造業やサービス業といった業種を問わず、「オフィスや事務所の衛生管理」は企業にとって重要な課題です。バックオフィス業務はどの企業にとっても欠かせない仕事であり、働く環境を清潔に保つことができれば、大きなメリットを得られる可能性があります。そこで今回は、オフィス・事務所の衛生管理に取り組むべき理由について解説します。簡単に取り組める方法も紹介するので、ぜひ明日から実践してみましょう。
目次
オフィスの衛生管理(除菌・脱臭・集じん対策)が必要な理由
まず、オフィスの衛生管理に取り組む前に知っておきたいことが、労働者の安全・健康の確保と快適な職場環境の形成を促進することを目的として制定された「労働安全衛生法」です。同法律に基づいて制定されている「労働安全衛生規則」では労働災害の防止のため、第619条の一項「事業者は日常行う清掃のほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に行うこと」といった清潔な環境の維持の仕方まで、衛生管理について幅広く規定されています。
実は、12か月に一回の大掃除だと違反となり「6か月以下の懲役または50万円の罰金」となる可能性もあるのです。これまでのオフィスの衛生管理に対する認識を改める良い機会になるので、ぜひ確認してください。
出典:e-GOV法令検索「労働安全衛生規則」
https://laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000032
生産性を向上させるため
オフィス・事務所の衛生管理において、ぜひ念頭においてもらいたいのが「健康経営」の観点です。経済産業省によると、健康経営とは「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」であり、衛生管理は社員の健康への投資だと位置づける考え方となっています。また、その結果として社員の活力向上と組織の活性化につながり、生産性が上がり、業績が改善・向上を図れるとも記されています。
出典:経済産業省「健康経営」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
例えば、オフィス・事務所の整理整頓などにおいては、まずは必要・不要を区別し、決められた場所で管理することから着手することが一般的です。整理整頓された環境であれば、個々の社員の探す手間と時間が省けるため、オフィス全体で考えると大きな効率化につながることが期待できます。
また、オフィスの快適性も、生産性向上においては大きなポイントとなります。
例えば、昼休憩後にデスク周りでカップラーメンやお弁当のニオイが漂っているとデスクワークに支障をきたすほか、会議室が加齢臭で充満していれば集中できないというケースは、想像に難くないのではないでしょうか。不特定多数の人の好みにあった香りを用意するのは難しいため、脱臭対策でニオイを軽減する取り組みが求められるでしょう。
社員が働きやすい環境づくりのため
オフィスは人の出入りが多く、一年を通してスギやヒノキ、ブタクサといった花粉のほか、ホコリ、皮脂、ダニの糞などのハウスダスト、汚染された微粒子であるPM2.5などアレル物質が侵入しやすい環境です。
オフィス・事務所のホコリなどを取り除く清掃のほか、トイレやデスク周辺、共有スペースなどの衛生管理を年間通して行いましょう。
また、社員にとっても清潔な環境で働くことはQOL(生活の質)改善の効果が期待できます。
職場のイメージを向上させるため
出入りする多くの人にとって清潔なオフィス・事務所は、企業の印象を良くします。顧客や取引先が訪れる場合、清潔なオフィスは信頼性の向上につながるでしょう。
オフィスでできる除菌・脱臭・集じん対策
オフィスを清潔にする取り組みは数多くありますが、今回はそのなかでも「除菌」、「脱臭」、「集じん」の対策について解説します。比較的、簡単に導入できる対策のため、ぜひ実践してみてください。
出入口にアルコール除菌剤を設置する
手指を除菌対策するのであれば「液体アルコール」が一般的です。
また、正しい方法で手指の除菌対策を習慣化することも重要です。厚生労働省では以下の手順で行うよう推奨しています。
1.十分な量を手のひらに取ります
2.手のひらをこすりあわせます
3.手の甲をあわせてすりこみます
4.指先・爪の間にすりこみます
5.指の間にすりこみます
6.親指をねじり合わせてすりこみます
7.手首にすりこみます
企業においては、アルコール噴霧器などの手指消毒器を設置するケースが多いです。上記の正しい手指消毒の手順を印刷したペーパーなどを付近に置くなどして、正しい手指消毒の習慣化を図りましょう。
出典:厚生労働省「正しい手指消毒」
https://www.mhlw.go.jp/content/000501122.pdf
人が触れる場所の除菌対策を行う
除菌とは菌やウイルスの数を減らすことを指し、医薬品や医薬部外品以外の製品に記されるケースが多いです。除菌シートなどを使う場合は、人の手の接触頻度が高い部分で重点的に使用してください。
日常的な清掃を行う
基本的にオフィス・事務所は、1日1回以上の清掃が重要です。
掃除は拭き取りによるチリ・ホコリの除去をメインに行いましょう。人の出入りが多いオフィス・事務所において、清掃が行き届いていることは、企業のイメージアップにもつながります。
定期的な換気を行う
オフィス・事務所が密閉された空間になっていると、汚れた空気のニオイや適切でない室内温度が、業務効率に悪影響を及ぼす恐れがあります。そのようなことを避けるためにも、定期的な換気は欠かせません。
オフィスの除菌・脱臭・集じん対策には「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」がおすすめ
ここまで、オフィスの衛生管理について、除菌・脱臭・集じんの観点から解説しました。オフィス環境の整備を整えることは、事業経営においても大きなメリットがあります。
これまでの取り組みとあわせて、オフィスの空気環境をより効果的・効率的に整えたいという方には、「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ」がおすすめです。
「ジアイーノ」は次亜塩素酸水溶液のチカラで清潔除菌★できるほか、発生し続けるニオイにも高い脱臭効果※3があり、静電HEPAフィルター※4による集じん機能※5※6を有します。「ジアイーノ」を導入することで、オフィス・事務所の衛生管理において、柔軟で効果的なアプローチが行えるでしょう。
★浮遊菌の場合:約6畳(25m³)の密閉空間における、10分後の効果※1付着菌の場合:約18畳(74m³)の試験空間における、45分後の効果※2数値は実際の使用空間での試験結果ではありません
※1:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で、浮遊させた菌数の変化を測定 【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施【対象】浮遊した菌【試験結果】10分後に99%以上抑制(北生発 2021_1230号)
※2:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約18畳(74m³)の試験空間で、室内中央と室内奥に置いたシャーレに付着させた菌数の変化を測定【除菌の方法】次亜塩素酸空間除菌脱臭機(F-JDU75)を風量「強」・チャージレベル「高」運転で実施【対象】シャーレに付着した菌【試験結果】45分後に99%以上抑制(北生発 2021_0370号)
※3:「ジアイーノ」の脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なります。
※4:JIS Z 8122:2000による規定 定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ
※5:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター 【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させた菌を、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させた菌数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉した菌 【試験結果】60分後に99%以上抑制(北生発 2022_0185号)
※6:【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター【試験方法】約6畳(25m³)の密閉空間で浮遊させたウイルスを、次亜塩素酸「あり」「なし」で次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(F-JDU55)を運転し、HEPAフィルターに捕捉させたウイルス数の変化を比較 【対象】HEPAフィルターに捕捉したウイルス 【試験結果】30分後に99%以上抑制(北生発 2022_0186号)