地域のランドマークとなるライトアップ
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地域のランドマークとなるライトアップ
照明計画は、伝統と歴史ある呉服町通りにふさわしい行灯のような温かみの中に、駿河竹千筋細工の繊細さと街の輝き・にぎわいを表現するため、下からグラデーションのかかった光がGRC パネルのスリットから漏れ出すイメージとした。パネルと躯体の取り合いから照明器具の設置場所に制約があり、限られた寸法の中で最適な効果が出るよう、模型、リアルCG、LSR を活用し、配光、照明器具の位置、ピッチ、照射角度等の検討を行った。
竣工後の夜景が、リアルCG とほとんど同じだったので、その精度の高さには驚かされました。今回の照明デザインが、呉服町通りのブランド力を高める夜景づくりに役立ちました。
苗村 武志氏
株式会社石本建築事務所
名古屋支所 主任
北村 寛
名古屋照明EC