1階グランドエントランス Photo by RIA
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1階グランドエントランス Photo by RIA
西武池袋線 大泉学園駅に直結する複合再開発プロジェクトで、168戸からなる集合住宅と、商業施設、駅前広場、バスターミナル、東西貫通通路などが一体的に整備された。居住者の日常生活を豊かにするために、住宅共用部である廊下やエレベータホールには、光を反射するアートや日本の樹をモチーフにしたアートなどを配置。アートディレクションは清水敏男氏が担当した。中庭のアートを製作した諌元大輔氏は「『緑の上に浮かぶ光のタワー』というコンセプトで建築を設計されていたので、中庭のアートで光を受け止め外へと拡散するようなコンセプトでつくりました。昼は光を集め、さらに空を映し込み、夜には照明を当てて光を拡散させています。光によって刻々と表情を変え個性的な場所となることを目指しました」と語る。
アートを照らす照明は、徹底して間接照明にこだわり、それぞれに最適な照明器材を選定。シーリングライトやピラーオブジェはミニマム設計のディテール(配線の処理、影の処理、ビスの隠蔽処理)により完成した。さまざまな場所に仕込まれた光のアートによって、他にない魅力的な空間をつくり居住者の生活を引き立てている。
木漏れ日のような光から、陽だまりに包まれるような空間まで楽しむことができるように考えました。技術に裏打されたパナソニックさんの新しいアイデアが随所に生きています。
代田 哲也氏
株式会社フィールドフォー・
デザインオフィス
デザインディレクター
パナソニックEC担当:
赤羽 元英
ソリューションライティング
デザイン部(東京)