課題となっているエネルギー消費。
コンビニエンスストアは日本だけでなく、中国・東南アジアでも急速に店舗数を増やしています。もはや社会インフラの一つとしてあげられるコンビニで課題となっているのが過大なエネルギー消費で、コンビニの冷凍冷蔵設備、空調設備、照明設備の3点で電力消費の8割を占めています。パナソニックは、これら3点に効率の高い器具を用い、最適運用することで課題を解決しようとしています。
コンビニエンスストアは日本だけでなく、中国・東南アジアでも急速に店舗数を増やしています。もはや社会インフラの一つとしてあげられるコンビニで課題となっているのが過大なエネルギー消費で、コンビニの冷凍冷蔵設備、空調設備、照明設備の3点で電力消費の8割を占めています。パナソニックは、これら3点に効率の高い器具を用い、最適運用することで課題を解決しようとしています。
実証実験を行ったバンコク市内のセブン・イレブン。
2010年8月、埼玉県桶川市にあるパナソニックテクニカルサービスの構内に「店舗ソリューション」を実証する実験店舗を開設しました。ここでは店の内外からバックヤードにいたるまで太陽光発電システムや蓄電システム、冷凍冷蔵ショーケース、エアコン、電気自動車充電スタンドまで、創エネ・蓄エネ・省エネに対応したパナソニックの機器を導入し、エネルギー計測から省エネ最適運用までを行い、実証実験を行っています。
セブン・イレブン(タイ・バンコク)のモデルとなった桶川市の実験店舗。店の内外からバックヤードまで省エネ機器が導入されている。
桶川で収集したデータを踏まえて、2011年2月にはタイ・バンコク市内のセブン・イレブンで「店舗ソリューション」の実証実験を開始しました。経営母体であるCP All社※に、コンビニ店舗にインバータタイプの照明設備・空調設備・冷凍冷蔵設備を導入し、電力計測して既設店と比較することを提案しました。
この実証実験を展開するにあたっては、パナソニックマネジメントタイ傘下のシステム・設備ビジネス部門(ワンパナソニック)が中心となり、パナソニックグループ4販社を束ねてパナソニックの総合力で推進しました。
※タイにおけるセブン・イレブンのフランチャイズ契約会社
エアコン、冷蔵ショーケース、照明器具はすべてインバータタイプに変更。
3月〜5月の3カ月間、分電盤からエコパワーメータで使用電力量を計測して分析したところ、既存店と比較して約25%の電力量が削減されたことが実証されました。
エコパワーメータ(右)を設置して消費電力を計測。
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