<プロジェクト概要> 富良野市では、改正中活法に基づく開発事業を推進。 病院跡地を「食」による地域の交流拠点とし、市民や観光客の誘導を図り、地域経済の振興やまちなか居住の推進に取組んでいる。 まちづくりの合意形成の過程で、瞬時にイメージがつかめ、新たな知恵を導きやすい環境計画支援VRが大きな役割を果たす。 |
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富良野の強みである食をテーマにしたスポット「フラノ・マルシェ」を計画。 住民とのコンセンサスを形成するのにVRを活用しました。 通常、まちづくりプランは専門家でも読み解くのに時間がかかるのですが、 立体的なVRで多人数がイメージを共有できました。 参加者が具体的なイメージを共有できてこそ、 話合いも実りあるものになり、合意形成も進むのだと思います。 VRは、市民が参加するまちづくり計画になくてはならないツールのひとつと言えます。
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市民の意見を反映しながら進めるまちづくりにVRは有効
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VRは多人数が関わるまちづくりプロジェクトには欠かせないツールだと思いました。 VRを見ながら、新しい情報をプロジェクトに積み上げることができるので 大幅な変更も少なくなり、効率的です。 制作時間も平面図、パースに比べ、半分以下で済むと思います。 作業に重複が少なくなるので予算の執行面でも見通しがつけやすいメリットがあります。 VRを使うと、計画が一歩一歩、具体化していく過程が共有でき、 参加者のコンセンサスが得やすくなるのを実感しました。
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富良野駅から降りた時の見え方をVRで表現し、観光客の目線で駅前の景色を検討